人気が集まる動画には必ず「意図」がある。「4C」で意図を明確にしよう。

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人びとから注目される動画には、必ず「ある共通点」があります。
それは、動画の「意図」が明確であることです。例えば、「正しいウォーキングの仕方を伝えたい」「自社の〇〇という商品の認知度を向上させたい」「観葉植物を育てるコツを伝えたい」など、さまざまな意図があります。はっきりした意図があることで、動画制作を正しい方向性に向かわせることが可能になります。

この記事で伝えることは次の3点です。

  • 「結果」ではなく「意図」を目的にする
  • 意図を作るときの考え方「4C」について
  • 動画制作の「意図」を具体化する方法

最後までご覧いただけますと幸いです。

動画制作のよくある失敗例。「意図」と「結果」をはき違える。

人気のある動画を作るためには、明確な「意図」を目的(軸)としてプロジェクトを進めていかなくてはなりません。
ここでよくある間違いは「意図」ではなく「結果」を目的にしてしまうことです。

次の表をご覧ください。

意図 結果
定義 動画を撮るときに自分がしたいこと 動画を作り終えた後に起こること
具体例 ・自社の和気あいあいとした雰囲気を学生に見せたい
・インドネシア旅行の様子を家族・友人に見せたい
・スケートボードの技のコツを初心者に見せたい
・自社の求人に対する応募者数が前年比2倍になる
・しばらく会っていない友人と旅行に行くことになる
・Youtubeのチャンネル登録者数が増える

「意図」と「結果」の定義と具体例です。

例えば、表にある「Youtubeのチャンネル登録者数」を目的にして、動画制作をしている企業も多いのではないでしょうか。
しかし、これは結果です。結果をコントロールすることはできません。

大事なことは「意図」を目的にすることです。すると「この意図を達成するにはどのような動画が必要なんだろう?」というように「意図」から逆算して動画制作のフローを設計・実行していくことが可能になります。

正しい「意図」を作るときの考え方。「4P」から「4C」へ。

ここでは正しい「意図」を作るときに考えるべき「4C」について解説をします。

世の中の顧客の消費に対する企業側のアプローチは、ゆるやかに変化してきました。いままでは販促(プロモーション)で売れていた商品やサービスが売れなくなり、もっと顧客と交流(コミュニケーション)して商品やサービスのファンになってもらおうよ、という流れです。

次の図をご覧ください。

ここで大事なことは、「企業側の視点」ではなく「顧客側の視点」で物事を考えるということです。動画制作も作り手の押し売りでは、顧客に敬遠されます。よって、動画制作の「意図」を作るときには、顧客と交流するつもりで案を考える必要があります。

具体例としては、「アロンアルファの胸キュン接着ラブストーリー『君に、くっつけ』」は、自社の製品の特性を活かしつつ、思わずコメントしたくなるようなストーリー性のある動画です。顧客と交流しようという「意図」が動画からにじみ出てくる好例です。

ブレインストーミングで動画制作の「意図」を洗いだそう!

「動画制作に意図が大事ということはわかったけど、具体的にどうすればいいの?」という方には、ベタな例ですが「ブレインストーミング」をおすすめします。

ブレインストーミングは、チームメンバーと一緒に、思いついたことを時間制限の中で片っ端から付箋などに書き込みアイディアを拡散させて、使えそうなアイディアを後から選ぶ有名な思考ツールです。

ブレインストーミングで大事なことは、アイディアを出しているときは実現可能性は無視することです。したがって、動画制作においては「意図」も「結果」もはじめはごちゃまぜでも構いません。ブレインストーミングが終わった後に「これは結果だよね」「この意図いいんじゃない?」「これとこれはまとめられるね」のように、スクリーニングします。

ブレインストーミングは、動画制作の「意図」を具体化するときにきっと役に立つでしょう。

まとめ:動画も今までのコンテンツ制作の延長線上にある

ここまで動画制作の「意図」を中心に考えをまとめてきました。

でも結局「意図」は、他のコンテンツ制作(記事制作、イラスト制作、シナリオ制作など…)においても同じように重要なのです。だからこそ、動画制作だけが特別なわけではなく、コンテンツ制作経験のある人はいまある知識を動画制作に活かしましょう。

その際には本記事が参考になれば幸いです。

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師田 賢人

フリーライター 一橋大学(商学部)でアートマネジメントを研究後、新卒でアクセンチュアに入社。SAP認定コンサルタントの資格を持ち大手企業のERPパッケージ導...

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