LINEでスマホやPCの画面共有(画面シェア)するには〜超便利、LINEが新機能リリース!

2020年5月2日、「LINE」が新バージョン10.6.5をリリースしました。
①ビデオ通話中にスマートフォンの画面を共有できる機能
②通話中にYouTubeを視聴できる機能「みんなで見る」
※YouTubeは5/4から提供開始でスマートフォン版LINEのみ
新型コロナウイルスの影響などで、家で過ごす時間が増える中、お友達同士や恋人と好きなアーティストのLIVEやPVをYouTubeで一緒に見て盛り上がったり、YouTubeでスポーツ観戦しながら、感想を言い合ったり、オンライン飲み会で談笑したりと、離れていても皆で楽しむことができる超便利機能なのです。
今回は、追加された一連の操作方法を動画を使ってわかりやすく説明します。
ビデオ通話中にスマートフォンの画面を共有する
【iPhoneの場合】
個人間(2名)での場合と、グループ間(複数名)での場合でやり方が違うので注意。
■個人間(2名)での場合
1. ビデオ通話中、コントロールセンターを表示
2. [画面収録]のアイコンを長タップ
3. [LINE]のアイコンを選択後、[ブロードキャストを開始]をタップ
4. 共有を終了するには画面左上の赤いバナーをタップ
※なお、グループビデオ通話中に画面上に表示される人数は、これまで最大4名だったのが、スマホは最大6人、iPadは最大9人に拡大されます。
※また、音声通話中はGrid viewとList viewの2種類から表示方法を選べるように変更
■グループ間(複数名)の場合
右下の[画面シェア]ボタンを押し、[ブロードキャストを開始]をタップ
【Androidの場合】
1. ビデオ通話中に画面右上の[︙]をタップ
2. [画面をシェアする]を選択
3. [キャスト中や記録中にプライベート情報が公開されます]が表示されたら[今すぐ開始]をタップ
4. 右下に表示される鉛筆を使うと画面に書き込むことも可能
LINEというアプリの実力を分析してみると
株式会社モスコソリューションズが、今年3月に実施したアンケートによるLINEの活用実態をまとめています。
それによると、チャットである「トーク」以外の主たる利用サービスは公式アカウント(59.1%)、スタンプ購入(39.6%)ということになっています。公式アカウントと言うと、ビジネスユースで使用頻度が多いと想像するのは、宅配便の荷物受け取り通知の連携や、タクシー送迎等の通知ではないでしょうか。さまざまなクーポンサービスの基盤としても使われることが非常に多くなってきています。
さて、ここで改めてLINEの実力を紐解いておきましょう。
LINEは2013年にサービス開始されました。
以下の数字は、LINE社が公表している「LINE紹介資料 媒体資料 2019年10月-12月期」に依ります。
現在では、日本国内のLINE利用者は8,100万人、日本の人口の約6割がLINEを利用しています。その中の86%がDAU(1日に1回以上LINEを利用するユーザー)となっています。非常に利用頻度の高いアプリケーションであることは、みなさんそれぞれが実感していることと思います。
利用者は若年層だけでなく、40代以上の利用者が約半数を占めています。職業別となると、会社員が最も多く、次に主婦やパート・アルバイト、学生の順で利用者の割合が少なくなっています。
活用頻度は、20代・30代が高くなります。とは言うものの、利用者数は40代以上が過半数であるという属性は忘れないようにしたいです。
マーケティング目線で、それら数字を扱ってみると、意外なことがわかります。例えば、企業からのプロモーション情報を受け取る手段はスマホ標準で考えるとそのメディアはLINEという結果になるのです。その利用率は実に57.7%ということです。
プロモーションなどを検討する際には、念頭においておきたい数字でしょう。