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ユーザー中心の「ナラティブマーケティング」で応募者の心をガシッとつかむ採用動画を作成しよう!

優秀な人材の採用

世の中にはさまざまなマーケティング手法が存在しています。それらを解説する書籍や記事はとても多いため、それぞれの手法の内容について「学習」することはさほど難しくありません。しかし「今の自分たちにとって必要なマーケティング手法は何か?」という「選択」する難易度は高まっています。またもしそれができたとしても、実際に「実行」して成功するためにはノウハウが必要です。

本記事では、採用動画で自社の魅力を応募者にきちんと伝えたい方をメインの対象にしています。そのための方法論の一つとして「ナラティブマーケティング」という選択肢を提供します。具体的には、

  • ナラティブマーケティングが必要とされている背景
  • ナラティブマーケティングを活用した動画の紹介(事例)
  • ナラティブマーケティングを採用動画に応用するステップ

を解説します。本記事を読み終えた後、みなさんがすぐにナラティブマーケティングを活用した採用動画を検討・企画できるようになることを目指します。

ナラティブマーケティングの本質を考える

「ナラティブ」を日本語訳すると物語です。「あれ、物語って『ストーリー』じゃないの?」と思う方も多いでしょう。実際に、ストーリーもナラティブも物語と訳します。

それでは、両者の違いは何でしょうか?一般的な定義を述べると、

  • ストーリー:任意の対象の起承転結のある物語(客観的)
  • ナラティブ:話者自身について語られた物語(主観的)

という違いがあります。少しわかりにくいですね。まず、ストーリーは「千と千尋の神隠し」や「トイ・ストーリー」など、脚本のある完成された物語そのものを指します。一方、ナラティブは自分自身の「思い出話」のようなものです。記憶や解釈が正しいかどうかには関わらず、その人の今の思いや気持ちこそが物語です。

ストーリーテリングマーケティングという手法があります。しかし、しばしばこの手法は一方通行で「企業の作り込んだ自慢話はもう十分」という空気が醸成されつつあります。これに続く形で「もっと一人ひとりに寄り添った物語が必要」とされたことから、ナラティブマーケティングが注目されています。

ナラティブマーケティングを活用した動画の事例

ここでは、ナラティブマーケティングを活用した動画の事例を二つ紹介します。この二つの動画を見ればナラティブがどういうものか、輪郭がつかめると思います。

事例①:The Walt Disney Studios: Role Spotlight

上の動画はウォルト・ディズニー・スタジオ(The Walt Disney Studios)のマーケティング部門で働くKatieさんとJeremyさんのナラティブを紹介しています。二人ともディズニーのクリエイティブな雰囲気を気に入っていて、自分たちの仕事に誇りを持っていることが、一目瞭然です。このように、一人ひとりの社員に焦点をあてて(Role Spotlight)、会社の魅力を伝える方法は、見習うべき点でしょう。

事例②:COCA-COLA: The Last Customer

この動画は、フィリピンでクリスマスでも働いている人びとに、COCA-COLAがサプライズでプレゼントをするという企画を撮影したものです。企画自体の斬新性はそれほどありません。しかし動画を見ればみなさんもきっと感動すると思います。理由は、一人ひとりの内面にとても深く切り込んだナラティブが動画の中にたくさんあるからです。

ナラティブマーケティングを採用動画で活用するには?

ここまでナラティブマーケティングがどういうものかについて事例を交えながら解説してきました。そろそろどうやって採用動画にナラティブマーケティングを応用するか、具体的な方法を知りたくなってきたのではないでしょうか。これから三つのステップに分けて紹介します。

ステップ①:個人の物語に焦点をあて、話者自身に語らせる

採用動画を作るとき、企業の魅力を伝えようとして、企業の理念や設立の背景、事業紹介など、企業の「ストーリー」を含めたくなる気持ちはわかります。でも、話が大きすぎたり作為を感じてしまうと、応募者の興味はどんどん減っていっちゃうんですね。校長先生が台本通りに長々と話をしているとき、生徒がどう思うかを想像すると、わかると思います。

もっと身近でリアルなナラティブを採用動画に盛り込みましょう。気をつけるべき点は、話者自身の言葉で語らせること。上手く喋れてなくても思いや気持ちを伝えることがもっとも大切です。また、ナラティブを語る人たちに多様性があると、懐が広い会社にみえます。年齢や性別、役職などを上手くちらせて、一本の作品にしましょう。

ステップ②:応募者に自分自身が企業に入ったときの物語を想起させる

動画を作るときに大事なことは、応募者が動画の話者と自分をシンクロして考えるような仕掛けを散りばめておくことです。具体的には「文脈(コンテクスト)」を提供しましょう。文脈を与えて、しばし応募者に考えさせる時間を与えることで、彼らを動画にぐんぐん惹きつけることができます。

ステップ③:対話の機会をもうけて自己効力感を後押しする

動画を流して「はい、お終い」ではなく、応募者が採用者と対話する機会をすみやかに提供しましょう。例えば、動画のコメント欄に質問することを促したり、気軽に採用者とチャットで質問できるツールを活用するなど、さまざまな方法で双方向(インタラクティブ)なコミュニケーションを心がけましょう。これによって、応募者の自己効力感を後押しすることで、アクションにつなげてもらいます。

まとめ

本記事では、採用者がナラティブマーケティングを活用した採用動画を作成することで、応募者にアクションをおこしてもらうまでに必要なノウハウをすべて解説しました。あとは行動あるのみです。みなさんの採用活動が上手くいくことをお祈りしています。

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師田 賢人

フリーライター 一橋大学(商学部)でアートマネジメントを研究後、新卒でアクセンチュアに入社。SAP認定コンサルタントの資格を持ち大手企業のERPパッケージ導...

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