Zoomの機能を活かしたティーチングのコツとプロらしさの演出

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本記事を読む人は、すでに対面(オフライン)でティーチングの経験があり、一定の成果を上げてきた方々でしょう。しかし、コロナ環境になって、急にオンライン対応を余儀なくされ、納得のいく結果を出すことができずに悩んでいるのではないでしょうか?

その原因は単純明快です。「オンライン」での戦い方(のコツ)がまだまだ世の中に出回っていないからです。本記事では、Zoomを使ったティーチングでオーディエンスに価値を生み出す方法を具体的に解説します。なぜ「Zoom」なのかについても語っていきたいと思います。

ティーチングに「Zoom」を使うべき理由

コロナショックによってさまざまな業務のリモート化が進む昨今、急激な環境の変化に戸惑いを感じている人も多いでしょう。経済活動の停滞により業績が悪化する企業が多い中、変化の波を味方につけグンと成長している企業もいます。Web会議サービス「Zoom」を提供するZoomビデオコミュニケーションズも、そのような企業の一つです。

ただ、Zoomも高みの見物をしている余裕はありません。GoogleとFacebookがそれぞれWeb会議サービスを即座にローンチしたからです。もちろん老舗のSkypeをはじめ、SlackやMS Teamsも強敵です。しかし、「Zoom飲み」という言葉が生まれるくらい、Zoomは私たちの生活にどんどん浸透してきました。主な理由は3つあります。

  1. 相手側のアカウント登録が必要ない
  2. 1クリックでビデオ録画ができる
  3. 通信が安定していて途切れない

上記3つの他にも、さまざまな便利機能がZoomには搭載されており、いずれもユーザビリティに優れています。以上の理由から、ティーチングには「Zoom」を使うべきだと私は考えています。

次に、Zoomティーチングをするときに絶対に押さえておくべき具体的なポイントを解説していきます。どれもすぐに実践できるものですので、貪欲にインプットしましょう。

動画配信のための機材を揃えて、プロらしさを演出する

Zoomは、素晴らしいWeb会議ツールですが、機材が貧弱だと素人さが目立ちます。
いきなり高価なものを購入する必要はありません。ただし、数千円の差がオーディエンスの満足度に大きく影響を与えるかもしれないということは肝に念じておきましょう。

カメラ編:パソコンに付いているものをそのまま使うと…?

まずは、カメラです。

よくあるダメな例は、PC搭載のカメラを用いることです。なぜいけないのかというと、PC搭載のカメラで自分を映すと、どうしても下からの絵になるからです。これは「あおり」と呼ばれ、顔が大きく映り相手に威圧感を与えてしまいます。逆に、上から対象を撮ることを「俯瞰」といいます。この場合、上目遣いでかわいらしい絵になりますが、弱々しい印象を与えるため、ティーチングには向きません。

結論としては「目高」という目線とカメラが同じ位置になる角度から撮るとよいでしょう。

では、どんなカメラを使えばいいのでしょうか? おすすめは「Webカメラ」です。これは3千円くらいから購入でき、PC搭載のものと比べると画質は段違いです。私も1万円ほどで購入したWebカメラを撮影に使っています。

デメリットとしては、がっちり固定してあまり動かさないので、マニュアル撮影には向きません。ただ、Zoomティーチングをする上では、カメラを動かす必要もないと思いますので、問題ないでしょう。

マイク編:ハンズフリーになるマイクがおすすめ

次は、マイクです。

もうご存じだと思いますが、ティーチングにはボディーランゲージが大切ですよね。ですので、両手が自由になるマイクを選びましょう。

もちろんPC搭載のマイクは、音質がよくないのでNGです。撮影でよく使われているマイクは主に3つあります。

  • ヘッドセットマイク
  • ピンマイク
  • ガンマイク

これはティーチングのスタイルにもよりますが、よく動くなら「ヘッドセットマイク」か「ピンマイク」がいいと思います。あまり動かないのであれば「ガンマイク」が音質の面では一番いいです。

ただ、ガンマイクを使うときは、マイクの指向性をきちんと確認した上で購入しましょう。なおマイクの指向性とは、音を拾う幅のことです。例えば「無指向性」は360度、音を拾います。「単一指向性」は、マイクの正面の音だけ拾います。

照明編:横・縦それぞれ角度によって印象が大きく変わる

最後に、照明です。

「え、照明?芸能人じゃないんだから…」と思う方もいるかもしれません。しかし、実際に部屋の電気だけで映すと表情が暗くなります。すると、素人さがすごく動画に反映されてしまうので、照明はぜひとも準備しましょう。

照明の角度について横・縦、それぞれ説明します。まずは横のアングルです。

基本的には、センターライトは平坦な絵になってしまうので、避けた方がよいでしょう。

バックライトは画面に映らないように光りをあてるのは難しいです。したがって、プレーンライト、サイドライト、リムライトのいずれかを試してみて、自分の表情が映えるものを選ぶといいと思います。

次に縦のアングルです。

こちらは、プレーンライトが一番、表情を強調するので、ティーチングにはいい角度なのかなと考えます。アイレベルは、のっぺりした印象になるので、あまりおすすめしません。

私は、2メートルの三脚を使って、横は「サイドライト」で、縦は「プレーンライト」で撮影することが多いです。照明の値段も1万〜1万5千円くらいのものを選べば、十分だと思います。

Zoomを活用したティーチングのコツ

ここでは本題のZoomティーチングのコツを5つ紹介します。

「アイスブレイク」で空気を味方につける

ビデオ会話をするときに一番、難しいことは空気感を作ることだと考えています。

私も、Zoomでインタビューをするときがありますが、直接会ったときと比べて親密な空気をあたためる難しさを感じています。

そこで取り入れたいのが「アイスブレイク」です。アイスブレイクとは、イベントが始まるときに、遊び心のあるゲームを取り入れることで、場の空気を和ませることです。ただ失敗すると大変なことになるので、比較的無難なものを1つだけ紹介します。

それは「○×△アンケート」です。これは、講師がオーディエンスに質問をして、彼らに○×△のジェスチャーで答えてもらうことで、オーディエンスの属性を把握するアイスブレイクです。これをするときは、画面をギャラリービュー(全員の画面を表示)にしてください。例えば、「SNSの中で一番好きなものを教えてください。○はFacebook、×はTwitter、△はInstagramでお願いします」みたいな感じですね。

もちろん、ティーチングの内容に関係のある質問だと、なおよしです。

視線の位置と身振り手振りが大切

これは、すごく基本的なことですが、うっかりすると忘れてしまいます。

まず、視線の位置はカメラを対象にしましょう。

画面のオーディエンスを見ながら話すと、彼らからは下を向いて喋っているように見えてしまいます。また、画面には変化が必要です。さもないと、オーディエンスはすぐに退屈に感じて、集中力を失ってしまいます。それを避けるためには、ボディーランゲージがとても大切です。ちょっと大げさかな、というくらいがちょうどいいです。

Zoom標準のホワイトボードはイマイチ

ティーチングをするときに、ホワイトボードで解説をする方も多いと思います。ただ、カメラに実物のホワイトボードを映して説明すると、少し見づらいです。

そのためZoomにはホワイトボード機能が付いていますが、あまり使い勝手がよくありません。そのため、無料がよければGoogleスライドを使ったり、有料でよければMiro(ミロ)というサービスの評価が高いようです。

グループワークで主体性を引き出す

Zoomティーチングをするときに、オフラインでするようなグループワークをすることは不可能と諦めていませんか? 実は、Zoomのブレイクアウトルームという機能を活用すると、オンラインでグループワークができます。

グループは、手動でオーディエンスを追加してもいいですし、ランダムに追加することもできます。グループワークを効果的に用いることで、どうしても受け身になりがちなオンラインでのティーチングでオーディエンスの主体性を引き出すことができます。

レコーディング(録画)しておき共有する

前述したように、Zoomにはビデオ録画機能があります。

保存先は「ローカル(無料)」か「クラウド(有料)」で選択できます。ティーチングを録画しておくことで、オーディエンスの復習にもなりますし、自分のティーチングを反省して改善に活かすこともできます。ただし、データを共有するときは、流出しても問題がないかどうかを自身で判断して行なうようにしましょう。

まとめ

本記事では、オンラインのティーチングに対して戸惑いを感じている方を対象に、Zoomを使ったティーチングのコツとプロらしさを演出する機材の選び方・使い方を解説しました。ここまで述べてきたような些細な工夫を加えるだけで、ティーチングの満足度は大きく向上するでしょう。

コロナウイルスによって人々の働き方は一変しました。「withコロナ」や「afterコロナ」といわれているように、パラダイムシフトの最中にいる私たちは、手探りで生き残る道を見つけていくほかありません。本記事がみなさんの指針になれば幸いです。

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師田 賢人

フリーライター 一橋大学(商学部)でアートマネジメントを研究後、新卒でアクセンチュアに入社。SAP認定コンサルタントの資格を持ち大手企業のERPパッケージ導...

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